※画像はgooglemapより
G20大阪サミットを巡るニュースの中で異彩を放つニュースが報じられました。
『飛田新地の料亭が期間中全店休業』
知っている人は、「ああ、あれね」と納得のニュースなのですが、飛田新地について知らない清純な方々にどんな場所なのかまとめてみました。
目次
場所は大阪市西成区
西成(にしなり)は大阪でも随一のディープスポット。
分かりやすく言えば、女性の1人歩きはあまり推奨されない地域です。
昼間は良いのですが、夜は止めておきましょう。
トラブルに巻き込まれる可能性があります。
周辺には、大阪のシンボルである通天閣や家族で楽しめる天王寺動物園があります。
オシャレスポットのあべのハルカスも近くです。
上記でちょっと怖い印象を与えたかもしれませんが、近年は周辺も含めて開発が進み、以前ほどのヤバさはなくなっています。
今では外国人旅行者が安い宿を求めてくることでも知られています。
料亭だが満たすのは食欲ではない
飛田新地には数多くの料亭があります。
これだけを聞くと、東京で言うところの赤坂や銀座のような格式ある場所を思い浮かべるかもしれませんが、実情は大きく異なります。
そもそも料理は出てこない
飛田新地の料亭では食事は楽しめません。
そもそも料理は基本的に出てきません。
ちょっとしたお菓子がおいてある程度です。
実際は料亭を名乗るのにかなり無理がある場所なのです。
日本一のスピードで恋愛関係が展開する場所?
料理の出ない料亭で何をするのか?
当然の疑問ですよね。
ぶっちゃけてしまえばそこで働く仲居さんとのひと時の逢瀬です。
不思議なことに飛田新地の仲居さんはほぼ無条件でお客に恋愛感情を抱きます。
それは胸のうちに秘めるような清純なものではなく、肉欲にまみれた情熱的なものです。
古き良き?春を売る施設
前置きが長くなりましたが、飛田新地は簡単に言えば自由恋愛を建前にした売春施設です。
身もふたもない言い方ですが、それが真実です。
自由恋愛の部分に関してはソープランドと近いものがありますね。
21世紀、令和の時代でもこのような商売が存在しているわけです。
サービスはファーストフード並みの素早さ!
飛田新地は前述のようにエロに特化した施設です。
料亭としての期待は裏切られましたがサービスの高級感はあるのでは?
そんなわずかな望みも無駄に終わります。
まず、コース時間が15分~とかなり短いです。
一応60分コース等もあるようですが、利用者はほぼいません。
風俗遊びを経験したことがある方には15分なんて会話してほぼ終わりじゃないかと思われるかもしれませんが、ご心配なく。
飛田新地の料亭にはそんな無駄な前置きはありません。
1秒で恋してすぐに合体です(笑)。
余計な会話など要らないのです。
時間が短いことは飛田新地の俗称にも現れています。
「ちょっとの間」に事を済ませることから「ちょんの間」「ちょいの間」と呼ばれています。
建前として自由恋愛を掲げている割には挿入特化したサービスです。
キスや男性側からのボディタッチはかなり制限されています。
勃たせてもらったら、即挿入、発射したらさようなら、とても合理的です。
料金は高いがコスパはいい?
飛田新地でのプレイ料金は大よそ15分10,000円。
時間が長くなるごとに倍々で増えていき、60分で約40,000円ほどです。
単純に時間と金額だけを見ると高いですが、似たサービスのソープランドと比べるとそこまででもありません。
ソープランドなら60分でも2~3万は覚悟する必要があります(合体は1回)。
飛田新地は挿入特化なので基本的にせわしないですし、前後のセクシーサービス等はありません。
ソープランドの場合は90分コース以上であれば2回戦も出来ます。
飛田では5分で発射しても2回戦は基本無理です。
どちらが良いかは人によって違うとは思いますが、コスパは案外悪くはありません。
飛田新地では女の子をどうやって選ぶ?
※画像はGIGAZINEより
飛田新地でお相手してくれる女性を選ぶ方法は一般の風俗店と異なります。
現代の情報社会では当たり前のHP等は基本的にありません。
あったとしてもサービス内容等を説明するわけにも行きませんし、料亭の名を冠していながら仲居さんの写真が並んでいるのもおかしな話ですから当然と言えば当然。
その他、本当に料亭だと勘違いするお客を避けるためでもあるのでしょう。
HPが無い上に、店内でパネル写真等を使って選ぶことも基本的には出来ません。
実際にどうするかと言えば、方法は超アナログ。
料亭の玄関口に女性が待機しています。
その女性がお相手してくれる「仲居さん」です。
サービス前に直接本人と話すことは基本的になく、近くいる年配の女性が交渉役・案内役を務めます(店外にいることも)。
同じ店で別の女性を選ぶ・見せてもらうということは基本的に出来ません。
飛田新地には料亭が立ち並んでいるので歩きながら、時には交渉しつつ相手を決めましょう。
但し、優柔不断は禁物。
一通り見終わった後に、気になった女性のところに戻った頃には目当ての女性がいないことはザラです。
サービス時間が基本的に短いこともあって女性の入れ替わりはかなり早いですし、他のお客に先を越される可能性も高いです。
即断即決が飛田新地の遊び方の肝なのです。
飛田新地に男性求人の需要はある?
どんな環境でもそこに興味を持って働きたいと考える方がいるでしょう。
但し、飛田新地に関しては男性の「スタッフ」の募集はほぼ皆無です。
風俗店における男性スタッフの役割は店舗の運営ですが、ここ飛田新地ではその役割を女性(おばちゃん)が行っています。
実際の経営者や全体を取り仕切る人の中には男性もいるでしょうが求人募集するような対象ではありません。
本気で働きたいなら「飛田新地料理組合」に問合せてみるのも良いでしょう。
くれぐれも冷やかしや止めておきましょう、怖い人が出てくる可能性はかなりあります(笑)
大阪からソープランドは消えたが飛田新地はどうなる?
関西のソープランドと言えば滋賀の雄琴、兵庫の福原が有名です。
現在は跡形もなくなりましたが、かつては大阪にもソープランドが多数ありました。
しかし、1990年の「国際花と緑の博覧会(大阪花の万博)」で海外からの旅行客が多くなることを良い機会と考えたのか、取締りがかなり強化されて、あっという間に大阪からソープランドは消えてなくなりました。
一部の店舗はマットヘルス・ファッションヘルスに業態を変えて生き残りましたが、もうこの先大阪ではソープランド遊びは出来ません。
飛田新地の現状は黙認・完全スルーされている状態です。
しかし、いつソープランドと同じ道を歩むとも限りません。
今回の休業が完全に自主的なものだったとしても、何かしら上への忖度的な動機が見え隠れしているようです。
ソープランドは大阪では壊滅しましたが、各地ではまだ残っています。
全国的に排除するような動きは今のところありません。
店側が派手な動きをしない限りは一種の娯楽として黙認するつもりなのでしょう。
飛田新地に関しても今回のような行動は何かしらプラスに働いたのかもしれません。
つまり、しばらくは飛田新地は安泰なので思う存分遊べる、と言うことです(笑)