全国のホストクラブで新人・移籍ホストを獲得するために体験入店が行われています。
お店の雰囲気や集客レベル、先輩ホストの人柄や接客スキルを知ることができる便利な制度ですが、断られる場合もあります。
どんな理由で断られることがあるのかをまとめました。
体験入店の定員がオーバーしている
ホストクラブが体験入店で受け入れられる人数には限界があります。
小さなお店だと1日2人くらいが限界で、大きい店でも3~4人ほどです。
体験入店には面接を行ったり接客・マナー指導を行ったりするスタッフがいますが、彼らが必ずしもそれだけを仕事としているとは限りません。
現役ホストの場合も少なくなく、場合によってはお客様の相手を最優先にしなくてはならない場合もあるからです。
定員オーバーで断られた場合は日を改めれば体験入店できます。
問合せの前に体験入店できる日を複数用意しておくとよいでしょう。
連絡当日は受け入れていない
思い立ったが吉日、なんて言葉がありますが、体験入店にはお店側の準備が必要なので連絡当日は断られる可能性が高いです。
当日受付をしている場合でも連絡は営業開始の2~3時間前が望ましいです。
事前に体験入店を予約している人が存在する可能性があるため、前述の定員オーバーになりやすい点も注意が必要です。
お店が定休日
当然と言えば当然の理由です。
いくら新人ホストが欲しくても休日出勤までして体験入店の対応をしてくれるスタッフはいません。
求人情報にはたいてい定休日の記載がありますのでチェックしておきましょう。
ホストクラブは一般的な飲食店に比べて定休日が変わる頻度が高いので要注意です。
イベントが開催される日
特にお客様が多く来店するイベント開催日には体験入店を断わられることが多いです。
イベントに関する仕事でホストも運営スタッフも忙しくて相手をする暇がないからです。
また、大事なイベントに不慣れな体験入店者がいるとトラブルの元になってしまいます。
たとえ体験入店ができた場合でも、あまり長い時間はせずに早々に切り上げる形になるかもしれません。
すでに1度体験入店している
体験入店は基本的には1日のみです。
1度目の体験入店からあまり日が経っていない場合は断られる可能性があります。
色々なお店で体験入店をした後に、一番よかった最初のお店にもう一度体験入店したくなることもあるでしょう。
その場合は自分の想いや考えをしっかり伝えることができれば体験入店させてもらえる可能性は上がるでしょう。
お店によっては体験入店自体は可能だけれど、体験料を支払わない(もしくは格安)にすることで体験入店できる場合もあります。
1度目の体験入店でトラブルを起こした場合は当然のことながら2回目は無理です。あきらめましょう。
体験入店に回数制限がない、もしくは複数日に渡って体験入店できるお店はありますが、限度はありますので実際に応募する際はご注意を。
参考情報:何度も体験入店ができるホストクラブ
体験荒らしだと思われている
体験荒らしとは入店の意思が最初から全くないのに体験料だけを目当てに体験入店をする人や行為のことです。
近年では体験入店後に支給される体験料(体験入店費)が高騰していて、ちょっとした小遣い稼ぎの感覚でホストクラブの体験入店を利用する人が増えています。
お店からすると、時間と労力とお金の無駄になるので最初から体験入店を断るのです。
体験荒らしかどうかの判断はお店によって異なります。
基本的には系列店舗や中の良い店舗同士で体験荒らしの応募者の情報を共有して断ります。
敏感なお店だと問合せの時点でしつこく体験料のことばかりを尋ねる人を体験荒らしと判断することもあります。
体験入店をドタキャンした場合でも体験荒らしだと判断される可能性はあります。
キャンセルの連絡をするのは気が重いのは分かりますが、お店からするとドタキャンされるよりかなりマシです。
参考情報:体験荒らしとは?
面接で落ちた
体験入店の当日にお店で断られるケースです。
事前に行われる面接・面談で落ちると体験入店できません。
ホストの面接は一般的なバイトに比べるとハードルが低いですが、態度や対応が悪いと普通に落ちます。
もしくは、ホストの仕事の適性が著しく欠けている場合も落ちます。
参考情報:ホストの面接で不採用になる?その理由は何?
まとめ
近年のホストブームで体験入店希望者はどんどん増えています。
お店側も新人ホストを獲得したいので出来るだけ受け入れてくれますが難しい場面も多いです。
体験荒らしのようなケースを除けば日を改めて体験入店することは可能ですから、気になったお店には気軽に申し込みましょう。