近年メディアで取り上げられることも多く、にわかに注目を浴びているのが女性向け性感マッサージ。
男性向けのアダルトバイトとしての認知も広まってきています。
自分でもやってみたい、そんな皆さんに女性向け性感マッサージの仕事についてまとめました。
女性向け性感マッサージとは?
女性のみを対象とした性感マッサージサービスです。
男性向けばかりだった風俗業界で新たに誕生した女性のための風俗店でもあります。
細々とは昔から存在していたのでしょうが、一般の女性にまで認知されるようになったのはここ数年です。
とは言え、誕生当初は興味よりも怪しげな雰囲気に敬遠する女性がほとんどでした。
しかし、メディア等で取り上げれれるにつれてサービス内容をちゃんと理解してもらえたのか、少しずつ利用客が増えています。
男性が男性に行う性的マッサージのように、近年の風俗(性)サービスの多様化を表す一つの業種だと言えるでしょう。
マッサージ師の資格は?
女性向けの性感マッサージ自体に資格はありません。
国家資格としてあんまマッサージ指圧師がありますが、なくても問題ありません。
もちろん資格取得しているに越したことはありません。
施術内容が充実しますし、女性側も安心して施術を受けることが出来るでしょう。
実際に性感マッサージ師としてお店の開業している人たちの声を聞くと友人にマッサージしたら上手いと褒められたという自己流レベルの人もいます。
商売としてやっていけるかどうかは腕次第ですが、開業自体には支障はなさそうです。
ただし、お店の宣伝で効果・効能的な記述や医療的記述などは出来ませんし、しないほうが良いです。
誤解を避けたいのであればマッサージという文言も使わず「エステ」「ヒーリング」などの方が良いでしょう。
性的サービスはどこまでする?
性感マッサージはその言葉の通り性的な施術を含むマッサージです。
気になるのはどこまでやるの?と言うことですが回答は手での施術までです。
当然挿入は不可、やってはいけません。
HPなどで暗にそういったサービスを行っていることをアピールする店もありますが危険ですのでやめておきましょう。
※実際に逮捕者が出ています。
また、性的サービスをするので風俗店としての営業届出を出しておいたほうが良いです。
これは男性が通常利用するデリバリーヘルスと同様のものです。
自分で調べて作成するか、業者に依頼して作成してもらいましょう。
デリバリーサービスが基本
女性向けの性感マッサージはお店を構えてやるよりもデリバリーサービスの方が始めやすいです。
最初から自宅に施術スペースがある人はいないでしょうし、ホテルを使えば後片付けなどが楽です。
最初からエリアを広範囲に設定すると予期せぬトラブルが起こる可能性があるので徐々に調整していきましょう。
デリバリーで施術を行うのはそれ以外にもメリットがあります。
それは自分の個人情報等をできるだけ知られないため。
お客様の中にはちょっとした施術を通じて恋愛感情を持つ人もいるのでいつでも関係が切れる状態が望ましいのです。
ホテル代については後述しますが、お客さん負担で問題ありません、業界的には。
施術料金はいくらにする?相場は?
料金とはつまり自分の報酬のこと。設定額は一番の悩みどころでしょう。
一般的な女性向けの性感マッサージ店の場合、男性向けに比べて料金が安いのが特徴です。
2時間で1万円以下のお店は少なくありません。
※男性向けの場合、1時間で8,000円~12,000円ほどします。
女性向け性感マッサージの場合、料金が安い代わりに施術で利用するホテル代やマッサージ師の交通費をお客様負担にすることが多いです。
だいたい自分1人で営業しているケースが多いので上の場合だと時給が5,000円ほどの計算になります。
利益を上げたいならばライバル店舗の相場を鑑みて設定し、お金とは別のところでメリットを得たいのであれば施術料金を全て無料にする方法もあります。
どんなお客様がくる?
女性にエロいマッサージ施術を行うマッサージ師の仕事。
誰もが望むお客様は美女でしょうが現実はそう甘くはありません(苦笑)。
そもそも性感マッサージサービスを利用する女性は特定のパートナーがいないか、いたとしても性交渉がなくなった方がほとんど。
自然な形で男性と性交渉できないタイプの女性でもありますので一癖も二癖もある場合が。
最初からあまり期待せずにしておいたほうが精神的ダメージに備えられます。
正直な話、1割以下のおいしい体験のために残り9割を我慢できるのか。
そこを割り切ってこなせるかどうかがこの仕事で食っていくポイントになります。
女性向け性感マッサージがさらに認知が上がり、気軽に遊んでくれる普通の女性が増えれば事情は変わってくるかもしれません。
但し、それを期待するのは時期尚早。
あくまで趣味として、お金以外の部分でいい想いをしたいのであれば最初からお客様に年齢・体重など制限を設けておくと良いでしょう。