「仕事がきつい分、給料は高い」と言うのが一般的な風俗店員のイメージ。
実際のところはどうなのでしょうか。
初任給から昇給の仕組み、基本給以外の手当についてまとめました。
高収入を手に入れたい方、風俗業界の仕事に興味がある方はぜひ参考に。
目次
風俗店員の初任給の相場は?
風俗店で働く男性店員が最初に貰える給料は平均すると大よそ25万前後です。
研修・試用期間を設けている店舗の場合、その期間中は給料が1~2割低くなることがあります。
※よほどの経験者でない限り研修・試用期間はあるものと考えたほうがよいです。
比較対象として適当ではないかもしれませんが、大卒の初任給よりは高いです。
意外と安い?風俗店員の給料
初任給の額を見て、想像していたほど高額ではないと思った方も多いでしょう。
冒頭で触れたように風俗店員の仕事はきつい仕事の対価として高い給料を得られるイメージがあります。
しかし、それは一般の方が連想する医者や弁護士などのガチな高収入な仕事には及びません。
就業ハードルが低くても手に入る高収入
あまり表立って言われませんが、風俗店員が高収入なのは「学歴・資格・職歴関係なしで働ける」ことを踏まえて考えた場合です。
有名大学を卒業している、特殊技能・資格を持っている、仕事上の実績があるなど元々優秀な方々は風俗店で働く必要はありません。
自身のスキルを高く評価してくれて、高い給料を支払ってくれる求人はたくさんあるはずですからそちらに応募して働きましょう。
条件の良い求人に応募できる「武器」を持ち合わせていないがために就職先がなかなか見つからない・収入が上がらない方々にとって風俗業界で得られる給料額は魅力的に見えるでしょう。
しかも、冒頭で紹介した額はあくまで初任給。
その後こそが重要なのですから。
給料アップのスピードはトップクラス?
風俗業界で給料に関するメリットの1つとして挙げられるのが「昇格・昇給スピード」でしょう。
業界イメージから敬遠されがちなのでスキルの高い人材が集まり難いため、仕事が出来る人はドンドン出世できます。
入店1ヶ月後に役職に就く、1年後には給料が初任給の2~3倍まで増えた、なんてことも風俗業界では日常茶飯事。
何十年も働いているのに全く昇給がない、ボーナスも出ない、そんな方々は風俗業界への転職を検討してみてはどうでしょう。
楽な仕事ではないですが、生涯に稼げる金額を計算すると…考えが変わるかもしれません。
少しでも高い給料を手に入れたいなら業種にこだわろう
風俗業界にも給料が高い店・低い店があります。
各店舗の求人情報を吟味する必要があるのですが、面倒な場合は業種を絞ると手間が省けます。
少しでも高い給料が欲しい場合はソープランドの求人をチェックしましょう。
風俗業界の王様とも言われるソープランドは店員の給料も王様クラス。
初任給で30万以上は固いのでオススメです。
但し、営業しているエリアが限定されるので近くにない場合は諦めるか引越しを考えましょう。
ほとんどの店舗で寮(店舗が持っている物件、もしくは仲介してくれる格安の物件)があるので住む所には困りません。
風俗店員の勤務体系と給料システム
今では風俗業界の働き方も様々。
勤務体系で給料の基本システムが変わります。
アルバイト=時給制
1日4~6時間、週3日、週末だけなど、比較的短時間の勤務を行うスタッフは時給制が基本です。
他のバイトと掛け持ちしている場合や、副業などで働く場合が多いです。
わずかではありますが、大学生が夜のバイトとして働くこともあります。
気になる金額ですが、大よそ時給1,000円~1,500円が相場です。
手当てなどは別途つきます。
正社員=月給制
1日8~10時間、休みは週1~2日など、いわゆるフルタイム勤務を行う方は月給制が基本です。
正社員とは言っても、一般企業とは少々事情が異なるので注意してください(社会保険制度がない、など)。
風俗業界における正社員の定義はまちまちですが、固定給でボーナスの支給などがある、程度に考えておきましょう。
給料額については前述のとおりです。
風俗店員が貰える手当て・ボーナス・福利厚生について
風俗店員の稼ぎは基本給だけではありません。
頑張りに対する評価、福利厚生の観点から別途お金を貰えます。
以下にまとめました。
ボーナス
一般的なボーナスと基本的には同じです。
査定を元に額が決定して各店員に支給されます。
違う点があるとすれば、支給のタイミングでしょう。
一般的なボーナスは夏と冬に支給されることが多いですが風俗業界には特に決まりはありません。
年2回とも限りません。
額は少なめで短期間で支給する場合もあります。
大手グループの事務職や内勤スタッフの場合はやや一般企業と似ていることもあります。
売上歩合
店長やマネージャーなどの役職に就いている上級スタッフに対して支給される給料です。
立場が上になればなるほど店舗の売上を成果として歩合給が発生します。
人気のお店であれば、基本給よりも歩合給の方が高くなることが多々あります。
大入り手当て
上記の売上歩合の一般スタッフ版と言えるでしょう。
お客様の来店が多く、儲かった日に貰える手当てです。。
ボーナスと呼ぶにはやや小額ですが、月中に数回もらえることもあるので足せばそれなりの金額になることも。
風俗系よりも水商売系(キャバクラ)の方がもらえる機会は多いです。
家族手当
大手の風俗グループが妻子をもった男性でも長く働けるように新設している手当てです。
まだまだ実施しているお店は少ないですが家族持ちの人は見つけたら要チェックしておきましょう。
ガソリン代・高速代・メンテ代
主に送迎ドライバーに適用されるもの。
業務で使用するガソリン代・高速代を負担してくれます。
車の持ち込みをドライバー側がすることが多いのでその維持費を一部負担してくれる場合もあります。
風俗店員の給料についてまとめ
以上、風俗店員の給料に関してまとめました。
風俗業界で得られる給料、正直に言って元々高いスキルを持った方には魅力的ではないでしょう。
しかし、何も持たない方や長年安い給料で働いている方にとっては選択肢の一つに入れても良いのではないでしょうか?
最大のネックは業界に対するイメージでしょう。
ここ数年で業界全体も変わってきています。
以前は福利厚生なんてことは全く考えない(恐ろしいですが)業界でしたし、店員は使い捨てと割り切る風潮もありました。
今ではサービス業の1つとして生き残りをかけて優秀な人材を獲得すべく環境改善に進めている状態です。
楽して稼げる業界ではありませんが、十分な対価は得られます。
興味がある方は実際の求人情報をチェックしてみましょう。