男性は視覚で恋をすると言われるように、男性にとって女性のルックス(容姿)は超重要な要素。
恋愛感情とは少々違いますが、
風俗嬢を指名するときも、
オカズにするAV嬢を選ぶときも、
やっぱりルックスが大きな判断基準になります。
彼女たちの写真を撮影するのは風俗・アダルト系のカメラマン。
その仕事についてまとめてみました。
目次
写真の良し悪しが売上を左右する
前述のように男性が女性のルックスを重要視するために、写真の出来が売上に大きな影響を与えます。
風俗店の場合、事前に風俗嬢に直接会って品定めすることは出来ません。
そのため、ネット上の写真が集客に影響してきます。
AVは一昔前の店舗でのレンタル時は特にパッケージの写真が重要でした。
最近はネット上で動画が配信されていて、サンプル動画が当たり前になりましたが、作品に目を留めてくれるかはやはり写真が鍵を握っていると言って過言でないでしょう。
たかが写真、されど写真です。
一枚の写真は時に千の言葉より人の(下)心を動かすのです。
その写真を撮影するわけですからカメラマンの仕事も当然重要です。
カメラマンとしての資格
アダルト系のカメラマンには特に公的な資格はありません(当然といえば当然ですが)。
そのため、基本的に誰でも応募することが可能です。
とは言え、人物撮影にはコツが要るので、その経験がない人は辞めておきましょう。
AV系のカメラマンの方がやや高いスキルを求められます。
仕事としてカメラマンの経験が数年はないと面接で落とされる可能性が高いです。
風俗系のカメラマンはややハードルが低いです。
仕事としては未経験で、趣味レベルでもチャンスはあります。
フリーランスの場合は自分の実力に見合った額を提示すればこちらも仕事を貰えるチャンスはあります。
カメラマンの雇用体系は?
風俗系・AV系共に専属雇用(社員)かフリーとしての個別契約が主です。
風俗系の場合、小規模な店舗だとカメラマンを雇う予算がないので写真撮影は店舗のスタッフがデジカメやスマホで撮影することが多いです。
但し、ある程度売れっ子の風俗嬢には見栄えをよくするためにカメラマンに個別に依頼して撮影してもらうこともあります。
大手グループだと所属する風俗嬢が数百人規模でいることと、クオリティの低い画像を載せたくないという理由で専属のカメラマンを雇用すること多いです。
AV系だと制作会社に雇用されるのが一般的でしょう。
フリーで仕事をするのはある程度現場の人たちと繋がりがないと難しいです。
仕事はどうやって探す?
風俗店やAV制作会社・メーカーの求人を探すのが一番手っ取り早いです。
日本のアダルトビデオメーカー
募集要項にカメラマンについての記述がなくても問い合わせるだけなら何ら問題ありません。
積極的に自分を売り込みましょう。
フリーで仕事を見つける場合は、店舗やメーカーに直接メール等で連絡してみると良いでしょう。
アダルト系のジャンルだと難しいですが、仕事のマッチングサイトを利用するのも1つの手です。
ランサーズ
Skillots(スキロッツ)
マッチングサイトは依頼主もクリエイター側も気軽にやり取りできるのがメリットですが、予算まで気軽な金額を提示されることが少なからずあります。
メインの収入として考えるならばコスパの悪い仕事は引き受けない勇気も必要です。
風俗系のカメラマンは専門サイトで検索
給料目安は?
専属契約をしている場合、給料は25万ほどからのスタートになります。
もちろん経験年数やスキルに応じてアップはします。
フリーの場合は自分で報酬を設定できます。
風俗店の仕事なら女の子1人あたり○○円、AV系なら1現場で○○円などです。
相手側から金額を提示されることもあります、条件に納得できるならそのまま受けますし、交渉で少しでも額を上げるのもありです。
自己評価で金額を設定しているので、仕事の内容によっては相手から値段に見合わないと思われてしまうことも。
継続的な依頼を獲得するには技術と信頼関係が必要になってくるので色々とシビアな面があります。
撮影場所はいろいろで良環境とは限らない
風俗嬢の撮影も、AV嬢の撮影も様々な場所で行われます。
いくら立派なスタジオをかまえていてもただそこで待っていれば仕事が来るわけではありません。
自ら撮影現場に赴かなくてはいけません。
しかも、現場がカメラマンに最大級の配慮をしてくれる保証はありません。
風俗店の場合は事務所内で社長・店長クラスが監視していることもあります。
※後述する撮影時のトラブル防止のため。
AVの場合は女優の準備(メイク・心の)に待たされることもあります。
その他、風俗・AV嬢は時間にルーズな女性が多いのでドタキャン等は想定しておく必要があります。
単に予定を忘れている場合もありますが、その日の気分で嫌になって逃げ出すことも。
※AVの場合は全体の撮影でかなりお金がかかっているのでマネージャー等がしっかり管理している場合もあります。
このような時間的拘束が給料(報酬)にどれだけ影響するかは最初に確認しておくことをオススメします。
何も保証がない場合は完全に無駄な時間を過すことになりかねません。
実は撮影技術よりも必要なもの
カメラマンに求められるのは撮影技術、これは昔から変わらないことです。
しかし、その重要度は一昔前に比べると少し下がっています。
その代わりに求められるようになってきたのが加工技術です。
写真加工をすることで、肌をキレイにする、タトゥーを消す、痩せて見えるように、顔のパーツの調整など被写体の女性をより美しく演出します。
被写体を加工することに抵抗感がある人もいるでしょう。
しかし、現代において商用の写真で全く加工をせずに世に出ることはありません。
気にせず加工に励みましょう。
加工技術が重要視されるようになったため、カメラマンの募集要項も変化してきました。
カメラマンとしてのキャリアは当然のことながら、加工が全くできないとなかなか仕事を見つけられない時代です。
※お店・会社が加工作業を行うスタッフを専属で雇っている場合は大丈夫です。
風俗店のカメラマンを希望する場合、加工作業としてモザイク加工が多いことを覚えておきましょう。
基本的に上から塗りつぶすような加工なので技術的には比較的簡単な部類です。
やり方等はネット上にいくつもあるのでこれくらいは出来る様になっていたほうが仕事を見つけやすくなります。
撮影時に気をつけること
- 風俗嬢は撮影には不慣れである
-
最近ではインスタグラムなど写真を使ったSNSが流行ってます。
そのため、自撮りや友達から撮影されるのには慣れている女性が比較的多いです。
しかし、カメラマンに撮影される状況には慣れていない女性がほとんど。
風俗店に初めて勤務する新人嬢なら写真撮影以前に緊張していますし、不安も感じているでしょう。
現場の雰囲気作り、ポージングの指示など、普段以上に気をつかいましょう。 - AV嬢のご機嫌を取れ
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風俗店にとって風俗嬢は大切な存在ですが、それ以上に大切に扱われているのがAV女優。
彼女たちが機嫌を損ね始めると現場がピリつきます。
現場から立ち去って撮影中止になろうものなら大損害。(スケジュールが伸びると人件費・スタジオ代などがかかる)
基本は女性相手の常套手段である褒める、おだてる、のせるでOK。
拘束時間を少しでも減らすためにスピーディーにテキパキ撮影をこなせば監督もにっこり。
わがままな女優は当然いますので写真の出来以上に神経をつかいます。 - 他のカメラマンの邪魔にならないように
-
AVのパッケージ、特に裏面を見てもらえばわかりますし、実際の映像でもわかりますが写真撮影は絡みの最中にも行います。
シャッターチャンスを逃さず押さえるのはもちろんのこと、ビデオカメラマンの邪魔にならないよう立ち回る必要があります。
画面に映る(見切れる)のは避けたいところ。
一応編集でカットできますが余計な手間が増えてしまいます。
こればっかりは慣れの問題なので経験を積むしかありません。
感情をコントロールして、変な気を起こさない
特に風俗店のカメラマンとして働く場合です。
AVの撮影と違って撮影時はカメラマンと風俗嬢の2人きりになることが多いです。
店のスタッフは女性に気をつかって席をはずすのです(下着姿などを見ないため)。
2人きり、相手は半裸or全裸。
感情のコントロールを行っておかしな行動を取らないよう気をつけましょう。
視線・目線レベルで注意が必要です。
密室で起こったトラブルで自らの潔白を証明するのはことのほか難しいことを頭の片隅に入れておきましょう。
少しでもそういったリスクを抑えたいのであればトラブルを事前に防ぐために店長クラスのスタッフに現場にいてもらうよう頼むのもありです。
※店長クラスだと面接時などにすでにスタイルの確認等で下着姿を見せている関係性があるので風俗嬢が気にする割合は少ない。
自分の身は自分で守りましょう。