AV観賞のバイトとは

AV観賞のバイト

アダルトビデオ。
誕生から今日まで男性の性への興味をかきたて、欲求を満たしてきた貴重なコンテンツ。
その数は膨大で、今でも毎月数百本の新作が発売されています。
普段はお金を払って見ているアダルトビデオ、逆にお金を貰えるならどうしますか?

AV観賞のバイトは3種類ある

アダルトビデオを見るだけでお金が稼げる。
夢のような仕事ですがその内容は2種類あります。

1つはレビュー作成
もう1つはモザイクチェック
そして最後は審査
以下、それぞれについてまとめました。

作品の面白さをレビューで伝える仕事

商品を買う際に、他の人の感想・評価をレビューサイトでチェックしたことはありませんか?
アダルトビデオはその内容に対して個人の好み・こだわりが強いため、ハズレを引いたときのショックは大きいもの。
有用なレビューがあったら参考にしてみたいですよね。
その要望に応えるのがAV観賞(レビュー)のバイトなのです。

仕事は基本的にはAV関係のサイト・雑誌で募集されています。
応募後、採用されていた場合は作品が送られてきますので視聴後、レビューを書きます。
レビューサイトに個人で投稿するのとは訳が違うので文章力がある程度求められます。

見ている人の購買力を誘う内容を書けるかどうかが継続的な仕事(依頼)を得る鍵です。
オナニーするために見るのではないので独りよがりなものはいけません。
※見ている人をひきつけるカリスマ性が文章に表れれば良いですが…

最近はレビューよりもサンプル動画を重視する傾向もありますがまだまだ需要はあります。
アダルト動画レビュー記事のライター募集
※募集は終了しているようなので参考程度

モザイクの抜けをチェックする仕事

もう1つの仕事はモザイクチェック
アダルトビデオには普通、性器にモザイクがかかっています。
これは正規のルートで流通させるのに必須のものです。
もし、ポロリしてしまっていたら回収騒ぎの大惨事
問題なくモザイクがかかっているのかチェックするのがこの仕事。

当然モザイクをかけた人がその都度チェックしていますが、安全のための2重チェックです。
作品が送られてくるのでそれを見てモザイクが抜けている・外れている箇所があれば報告します。
上記のレビューよりも更に事務的な作業になります。
1本あたりの給料は3,000円~ほどらしいです。

欲望のためではない、ルールを守るために観賞する仕事

戦争にルールがあるように、無法地帯を思われがちなAVにもルールがあります
法律上で決めたものから業界内での自主規制まで様々。
上記で解説したモザイクもその1つです。

映像作品として販売するにあたりチェックしなくてはならない項目がモザイク以外にもあります。
映像の中に著作権や肖像権等の権利を侵害しているものがないか
過激すぎる暴力表現がないか
出演者の人権は侵害されていないのか
など。
時代を経るにつれてチェックすべき項目はドンドン増えています。
その監視の目としての仕事です。

普段のAV視聴とはかなり異なった観点・スタンスで作品を見ることになります。
この仕事を経験するとこの先のAVの見方が変わってしまうかも(笑)
※求人サイトに掲載されることもありますが、極稀です。
アダルトビデオの審査スタッフ
※募集は終了

モザイクのその先を見れる仕事

見るだけの仕事ではないですが、番外編として紹介。
前述のモザイクをチェックするバイトの1つ前の段階、モザイクをかけるバイトもあります。

自宅での勤務は不可ですが、AVメーカー(下請け含む)の事務所でひたすらモザイク処理に当たります。
動画編集の経験があれば良いですが、なくても教えてもらいながらの仕事も一応可能です。

フルタイム以外に副業的に働くことも可能。上手くいけば月に5万~10万くらいはいけるとのこと。
普段は隠されている部分を見れるチャンスでもあります。
※求人マッチングサイトでまれに依頼があることも。
アダルト動画にモザイク処理
※募集は終了

良いことばかりでもないAV鑑賞の仕事

大好きなアダルトビデオを見てお金が貰える、たしかに夢のような仕事です。
しかし、仕事であるが故の苦しみもあります。

扱う作品は当然自分の好みのジャンルばかりとは限りません。
レビューの仕事の場合、好みと違うから低評価をつけるのは公平とはいえませんし、モザイクチェックは早送りが基本的にできないので、つまらないシーンがあっても見続ける必要があります。
何より、仕事の本数を重ねるたびにアダルトビデオに対する耐性とでも言うようなものがつくのでプライベートでの観賞時に支障が出てきます。

モザイク処理の仕事も局部を何度も見ても感覚が麻痺していますし、作品によっては嘔吐物・排泄物などを見なくてはならない羽目になります。
ずっと楽しんだまま仕事を続けられるのはごく一部の人だけでしょう。
運よく求人情報を見つけたとしても飛びつくのは早計かもしれませんのでご注意を。